++　pickの独善的戯言　++

7月20日(月) 『鵟(のすり)の巣』逢坂剛著

逢坂剛著『よみがえる百舌』を読み終えた
稜徳会事件に関わり懲戒免職になった
元公安特務一課長の球磨隆市
稜徳会事件を一切口外しない条件で警部に昇進したが、
3年前に退職しカジノバーの雇われ支配人をしてる水島東一
球磨と一緒に懲戒免職になった元警視庁捜査四課三宅卓二

稜徳会事件に関わった元警察官が相次いで殺害される
しかも殺害方法が千枚通しで殺され、
死体には百舌の羽が添えられてる
百舌(新谷兄弟)は死亡したが手口から百舌を連想させる
津城警視正は殺害現場に
百舌の羽がある事をマスコミにふせる

稜徳会事件の当事者で残ってるのは、
警察庁特別監察官「津城俊輔警視正」
警察庁官房特別監察官「倉木未希警部」
警察を辞めて調査会社を営む「大杉良太」
自分たちも百舌かもしれない敵から狙われる可能性もある

3人の犠牲者の次は誰だ？
倉木と大杉は百舌を追う
南青山署の「紋屋警部補」、
雑誌記者「残間龍之輔」が絡み
壮絶な結末が待っている

俺は警察小説が好きで色々と読んできたが、
この小説は凄いと思う

今日から逢坂剛著『?(のすり)の巣』を読み始める
シリーズの主役で有った
倉木尚武警視・津城俊輔警視正は
前作までに死亡した
残るは倉木未希警部と元刑事の大杉良太だ
さてどんな事件が起きてどんな展開になるのか

・裏切りの日日 (読了)
・百舌の叫ぶ夜 (読了)
・幻の翼 (読了)
・砕かれた鍵 (読了)
・よみがえる百舌(読了)
・鵟(ノスリ)の巣
・墓標なき街
・百舌落とし

No.4112