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WindowsMe システム復元の方法
WindowsMe のSFPの方法
WindowsMe インストールオプション
WindowsMeの32ビットFAT化
WindowsMeの「MS Backup」

一言感想を「情報交換室」書いて頂くと嬉しいです
リンク先などから来た方でフレームが表示されていない方はこちら

 WindowsMeシステム復元機能
 WindowsMeには大変便利な機能が追加されました。WinMeを使用していてシステム自体を
    過去の環境へ戻せるのです。
    たとえば、システムがおかしくなった時&インストールしたソフトが気に入らなく、元の環境に戻す時に便利です。   

 「システムの復元」とは、ある時点のレジストリーやファイルの状態をHDDに保存して置き、必要に応じてその時点の
 状態に戻す事が出来ます。私の短い経験やWinMeに関する雑誌を読んでみると「復元ポイント」はユーザーが任意に
     設定出来ますが、以下のタイミングで自動生成されるようです。
     ・WinMeのインストール時
     ・10時間以上連続でWinMeを使用した時
     ・24時間以上WinMeのインストールマシーンの電源を切っていた時
     ・その他、対応インストーラーやWindows Updateによるファイル更新の直前に生成される

     ユーザーが任意に設定するには、
     スタート → プログラム → アクセサリー → システムツール → システムの復元 の順にクリックすると
     「システムの復元」ウイザードが出て来ます。「復元ポイントの作成」を選択すれば、今現在の状態をバックアップします。
     バックアップは  _restore と云うディレクトリーに保管します。

 以前私が「情報交換室」に、書き込んだのは _restore と云う通常では見えないディレクトリーを要らない物と
 思い込み私が手動で削除したのが原因でした。

 こんな便利な機能ですが、永遠のバックアップを残せる訳ではありません。色々と調べて見ると以下のようになります。
 ・バックアップ容量は最低200Mb
     ・最大はWinMeをインストールパーテーションの12%しか割り当てない
     ・容量が上限をオバーすると古い順からバックアップが削除される

 「情報交換室」に質問があった、HDD容量の残量が少なくなるのは、上記のような事です。
 「システムの復元」機能を最大限活用するには、インストールするパーテーションを大きく取る事です。
 また、16ビットFATは1パーテーション2.1GBの制約が有りますが、32ビットFATでは理論上2048GBまでを
     1パーテーションとして確保出来るので32ビットFATを薦めます。

     現状容量不足で困っている人は上記の _restore の中にある全てのファイルを一度削除する。
     改めて「復元ポイントの作成」を実行して下さい。

     (16ビットFATの時代は終わった・・・・しかし、32ビットFATではDOSが使えない・・・・ウーン)  

 システムファイルの保護機能
 WinMeからWin2000同様にSFP(Windowsシステムファイルプロテクション)が搭載されました。
     システムに重大な影響を与えるシステムファイルをOSで保護する機能です。
     保護されるのは exe,sys,dll,ocx,ttf,fon などの拡張子を持つファイルなどです。
     試しに、Win98からタイムスタンプの古い dll ファイルをコピーして起動するとコピー前の物に戻っていました。

 WindowsMeのインストールオプション
 WindowsMeのパッケージには「CPUはPentium 150Mz 以上」と記載されています。Win98seではたしか、
     CPUは486でもインストール出来ました。試してみるマシーンもないのでそんな物かと思っていました。
     X:\setup /? を実行すると下記のようなオプションが表示されます。(X:はCD−ROMのパス)
      ・ /ir     マスターブートレコードーを更新しない
      ・ /d      セットアップされているWindowsの設定を無視する。
      ・ /NTLDR  既存OSのチェックを行わない
      ・ /p      ハードウエアー検出を制御する
         ・
         ・
         ・
     ある雑誌を読んでいたらWinMeの「インストールの隠しオプション」なる記事を見ました。
     隠しオプションとして以下のような物も有るそうです。
       ・Setup /nm    CPUがPentium 150Mz 以下でもインストールが出来る(CPUチェックをスキップ?)
       ・Setup /is    ハードディスクをチェックせずにWinMeをインストールできる
         私は試していません。必要がある人は、くれぐれも自己責任で実行して下さい。


WindowsMeの32ビットFAT化
WindowsMeにはWin98まで有ったファイルコンバーターがメニューから無くなっています。
    WindowsMeからこの機能は無くなってしまったのか?
    有ります。表面に(メニューに)出ていませんが、標準でインストールされています。
    実行ファイルは、CVT.EXEです
    スタートメニューからファイル名を指定して実行で
        CVT.EXE X:      (X ・・・ は32ビットFAT化するディスクドライブです)


WindowsMeの「MS Backup」
Win98SEまで有ったバックアップツールもメニューから無くなっています。
    WinMeのCD−ROMに入っています。
    場所は、CDの中の add−ons → Msbackup → msbxp.exeを実行する。
    実行後、再起動するとスタートメニュー → プログラム → アクセサリー → システムツールに登録される。