++　pickの独善的戯言　++

9月6日(金) 『ヘッドライン』今野敏著

東野圭吾著『聖女の救済』を読み終えた
主人公「半沢直樹」は営業二部次長である
巨額の運用損失を出した老舗ホテルを担当する事になるが、
損失を見抜けなかった法人部の尻ぬぐいを押し付けられたのだ
折しもタイミングが悪く金融庁の検査が入ると言うのだ
この検査いかんによっては銀行の経営問題にも発展する

一方半沢の同期入社の「近藤」はタミヤ電気に出向してる
何度銀行に依頼しても融資に応じて貰えない
再建計画書を出し直せと迫られた近藤は
過去に遡って決算書の見直しを始める
不透明な金の流れを掴み半沢に相談する

半沢はホテルの経営状態を調べ始めるが、
ホテルもタミヤ電気も旧京橋支店の案件だったが、
本行の役員が絡んでる事を突き止める
また、金融庁の検査官「黒崎」にも情報を流した
内部の人間を突き止める

テレビドラマでもお馴染みの「倍返し」だ
読んでいて面白かったよ(笑)

今日から今野敏著『ヘッドライン』を読み始める
素行の悪い報道番組の記者は独自の取材でスクープをものにする
警察も知らない事実を掴んでいると感ずいた刑事
警視庁刑事の異色コンビが事件に挑むストーリーのようだ
久しぶりの今野敏を楽しませてもらう

No.3953