++　pickの独善的戯言　++

11月6日(水) 『誰か(somebody)』宮部みゆき著

宮部みゆき著『誰か』を読み終えた
杉村三郎は、妻の父で
今多コンツェルン会長の意志で、
勤めていた出版社を止め、
系列会社の広報誌を作る会社に勤めている頃の話だ

義父の専属運転手梶田が自転車でひき逃げされ死亡した
残された娘二人は、犯人が見つからない事に落胆してた
父の生きた歴史を本にして出版すれば、
犯人逮捕に繋がるかもしれない
今多会長に本を出したいと相談したら、
杉村三郎に手伝ってもらうようアドバスされた

死んだ梶田の過去を調べ始めたのは、
私立探偵になる前の杉村だが
梶田の過去の闇の部分に突き当たる・・・
探偵らしくないが、事実を静かに積み上げ結果をだす
杉村三郎の人間性が読み手を引き付けるんだろうな

今日から東野圭吾著『ダイイング・アイ』を読み始める

週末に書店を覗いて横山秀夫の本を探したが、
目的の本がなかった　(^^;
手ぶらで帰るのも能がない・・・
黄色い帯が目立ったので近づいてみると、
東野圭吾の本だったので、
中身も確認せずに購入してきた(笑)
まぁこの作者なら楽しませてくれると思う

No.3980